保育園に子供を預けて働きたいけど、
今働いていないから、落とされそう…
両親は遠方に住んでいて預けられない…
でも、保育園に預けて働けないかな…
子供を2人、3人と考えていたけど、
働けない期間が長くなるのは困る…
どうすればいいの…
新生児〜生後数ヶ月は、ママ自身の体調を回復させつつ、3時間ごとの授乳とおむつ替えなど、忙しいですよね。
でも、体調が回復してきて、子供のいる生活に慣れてくると、「そろそろ働きたいな…」という気持ちも出てきますよね。
また、「子供につきっきり」よりも「育児と仕事の両立」が、生活の充実感に繋がる事もあります。
ですが、数年前に話題になった、
「保育園落ちた日本死ね!!!」のように、保育園は申し込んだ方全員が利用できるわけではありません。
特に、夫婦どちらかが未就労だと申し込み点数が低くなるので、さらに難しくなります。
本記事では、保育園に預けられないデメリットと、入園点数を上げる方法を紹介します。
保育園に落ちるデメリット3選
子供を預けて働きに出られない
出産前に会社を退職していると、保育園に入れる確率がかなり低くなります。
””子供がいるから働けない・働いていないから保育園に預けられない””
この堂々巡りに苦しむ方は多いのではないでしょうか。
就労していなくても、保育園に入れる可能性はあります。
例えば、利用申し込みを行う前に、内定をもらって入園の点数を上げたり、
就職活動を理由に、保育園の入園を申し込むこともできるようです。
ですが、現実的には子供の預け先がない状態で内定を出す企業は少なく、
就職活動を理由にした申し込みでは、入園の点数が低くなるのが現状です。
子供が1人の場合は長くても3〜4年程ですが、2人、3人となると、10年近く働けない、といったケースも出てきます。
夫が働いているとはいえ、何年も労働の自由が奪われる状態は、人によっては辛いのではないでしょうか?
自分の時間が取れない
子育ては24時間つきっきりです。
月齢によって手のかかり方が変わってきますが、
特に1〜2歳の頃は動き回るので目が離せません。
これはこれで可愛いのですが、やっぱりずっと向き合っていると、休む暇がないので疲れが溜まってきます。
唯一休めるのは子供が寝た後ぐらいですが、子供によってはすぐに起きてしまって、まとまった自分の時間が取れないケースもあります。
社会的に孤立して身体的・精神的に追い詰められる
デメリット1と2にも関連しますが、
- 自分で自由に使えるお金がない
(もしくは自分自身が働いて収入を得られる目処がない) - 自分がリフレッシュできる時間が取れない
(趣味に没頭できる時間や、外出、友人と会って話す、飲み会等々)
という状態が長く続くと、体調やメンタル面で不調が出てくる場合があります。
特に、出産前と出産後の生活スタイルの違いが大きいほど、影響が出やすいです。
早めに対処できればいいのですが、子育てで忙しくしていると、自分のことを後回しにしがちです。
日常生活に支障が出るようになって、ようやく通院する…という方もいるのではないでしょうか。
このように、保育園に預けられない状態は、いくつかデメリットがあります。
続いては、保育園に預けるための、入園点数を上げる方法を紹介します。
保育園に預ける方法7選
認可外保育園に預けて働く
認可保育園に落ちてしまったら、認可外保育園を検討してみてください。
住んでいる周辺になくても、近隣の市区町村にあるかもしれません。
入園後に仕事を探すのであれば、園の周辺で仕事を探すという手もあります。
一時預かりを利用して働く
保育園が一時預かりを実施していたり、一時預かりをメインに運営している施設もあります。
一時預かりメインの施設でも、ひと月単位の定期利用を行なっている施設もあります。
まずは一時預かりで何回か預けて、その園の雰囲気を知ってみてから、月極保育を検討してみてはどうでしょうか。
シッターサービスを利用して働く
「認可外保育園」や「一時預かり」より利用料が高くなりますが、「キッズライン」や「ベアーズ」といったシッターサービスを利用する方法もあります。
ただ、シッターサービスはパート勤めで利用しようとすると、パートに行っても、利用料で赤字になる可能性が大きいです。
特に経験豊富なシッターさんに頼むとなると、時給が高くなります。
- 他の預り施設が利用できるまでの間だけ、利用する
- 保育園が利用できない日曜・祝日だけ、利用する
- 子供が体調不良で、仕事を休めないときに利用する
(この場合、通常のシッターサービスより割高になる場合があります) - 今後収入が増える見込みがある(正社員として働く予定がある)
というように、利用する期間や条件を絞った利用も検討してみてください。
保育所が併設された施設で働く
保育所が併設されている会社に応募する方法もあります。
例えば、ヤクルトが運営している「ヤクルト保育園」などです。
他は、病院・保育園に併設されているケースが多いようです。
民間企業では、正社員の求人で保育所併設の企業を見かけます。
フルタイムでしっかり働きたい方は検討してみてください。
子育てしながら働くことの悩みの一つに「子供の体調不良による遅刻・早退・欠勤」があります。
保育所が併設されている企業であれば、理解されやすいというメリットがあります。
夫や両親に預かってもらって働く
もし、両親が子供を預けられる範囲に住んでいたり、
夫が休みの日に子供を預かってもらえそうであれば、
協力してもらって就労するという方法があります。
普段から両親や夫によく子供を預けてている人は、相談しやすいかもしれません。
預けていない方は、保育園に入園できるまでの間など、
預ける期間を決めるなどして、相談してみてはどうでしょうか。
在宅で働く
以前は、在宅の仕事というと「限られた職種」で、かつ「低単価」のイメージがありました。
現在ではネットが普及した現在では、事務・営業・コールセンターなど、
さまざまなジャンルの在宅業務があり、給与も出社して働くのと変わらない会社も出てきました。
また、コロナ禍をきっかけにして、フルリモートの社員を雇う会社も増えているようです。
フルリモートの派遣先を扱う派遣会社も目立つようになりました。
子供のいる家での在宅業務は大変だと思いますが、
会社に就職すれば保育園の入園申し込みの点数も上がりますので、入園させやすくなります。
1つ注意点があるとすれば、両親どちらかがリモートワークだと、自宅育児を推奨している園もありますので、入園を考えている園へ確認してみてください。
個人事業主(フリーランス)として働く
自治体にもよりますが、個人事業主(フリーランス)でも、
働いていることが証明できれば、他の就労者と同等の点数が付与される場合があります。
最近では、個人事業主(フリーランス)といっても職種はさまざまです。
向き、不向きはありますし、すぐに稼げる働き方ではありません。
ですが、自治体によっては、収益が無くても「働いている」という証明があれば、
保育園に預ける点数に加算される場合があります。
こちらの働き方も「在宅で働く」の項目と同じように、両親どちらかがリモートワークだと、自宅育児を推奨している園もありますので、入園を考えている園へ確認してみてください。
スキル・資格取得に充てるという手も
子供が小さいうちは就労をせず、スキマ時間にスキル・資格取得に専念するという手もあります。
そうすれば、子供が幼稚園に預けられる月齢になって就職活動を始めたときに、採用されやすくなったり、自分の希望する職種・業種にチャレンジしやすくなる場合があります。
まとめ
女性は出産と育児で周りの環境が大きく変わります。
3歳になれば幼稚園に預けられるので、働けないのは今だけかもしれません。
でも、今後も子供の不登校や親族の介護など、様々な要因で、外に働きに出られなくなる可能性はあります。
そういった時に、何か収入を得られる手段を持っていれば、少しは気持ちに余裕が持てるのではないでしょうか。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!