こんにちは、村上いちです。
女性は、子供のあり、なしで、働き方が大きく変わります。
中でも小さな子供を育てているワーママが職場にいると、休みがちな人とかいませんか?
仕事に責任感がないと思われてそう
肩身が狭い、気まずい…
休みがちで小言を言われた…
子供の病気で休みがち
クビになるかも…
同じように子育て中や、子育て経験のある女性なら、休みがちなのは理解できると思います。
でも、子供のいない女性から見ると、どうしてそんなに休むのか、とか、毎回お休みのフォローに回ったりして、モヤモヤする場面もあると思います。
子供がいて大変なのはわかるけど、
ちょっと休みすぎ
フォローするこっちの身にもなってほしい…
いくら子供がいるからって、
「休んで当然」って態度だとイラっとする
年齢の近い子を育てているワーママさんが二人いるけど、
頻繁に休む人と、休まない人がいるけど、どうして?
私も独身時代に、入社早々に1週間休んだワーママに驚いたことがあります。
引き継ぎもなく、急に1週間休むなんて、あり得ない! と、当時は思っていました。
でも、子供を持つ側になった今、そのワーママが休む理由が理解できました。
今回は、
1.ワーママが休みすぎる理由 2.お休みを取りながらも、職場の人間関係を良好に保つ方法 3.なるべく休まない方法 4.(番外編1)休まない女性は様々な工夫をしているかも… 5.(番外編2)お休みに厳しすぎる職場なら「転職」も考えて
の5点を紹介していきます。
ワーママが休みすぎる理由
子供はよく病気にかかるから
子供は大人に比べて免疫力が低いので、体調不良になりがちです。
保育園・幼稚園に預けていると、他の子から病気をもらってくることもあります。
年齢が上がるにつれてお休みは減りますが、子供により様々なので、一概には言えません。
しかも、前日まで元気だったのに、夜中に熱が上がって「職場に当日お休みの連絡をする」なんてことはよくあります。
子供の病気は長引くから
子供の病気が長引いて1週間お休みする、なんてこともザラです。
大人の場合は多少調子が悪くても、仕事ができるなら会社へ行く方がほとんどです。
子供の場合は、例え元気に遊んでいても、咳、鼻水がひどいことがあります。
そんな時、学校や園が子供を預かるかどうかは、施設の規約や先生の判断次第のところもあります。(感染性の病気は次に紹介します)
感染性の病気は登園・出席停止期間が決められているから
子供が感染性の病気にかかると「学校保健安全法」という法律により、登園・出席停止の期間が定められています。
そのため、例え子供の体調がよくなっていても、規定の期間は休まなければなりません。
子供が何人かいて、順番に感染してしまうと、それだけ親が会社を休む期間が長くなります。
園によって病欠の基準が違うから
私が預けていた保育園や、今通っている幼稚園は、多少咳や鼻水が出ていても預かってくれます。
でも、子供がちょっと咳をしただけで、お迎えの電話がかかってくるような、体調不良に厳しめな園もあります。
自分の子供以外の要因で登園・登校できなくなるから
2020年には、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言で、保育園・幼稚園が休園したり、登園自粛を呼びかけられたりしました。
新型コロナウィルスに限らず、インフルエンザによる学級閉鎖など、やむを得ない事情で子供を預けられなくなる場合があります。
ワーママの子供が元気でも、登園・登校ができなければ、家で見るか、預け先を探すかしなければいけません。
園・学校以外の預け先が無いから
園や学校がお休みの時に、両親や夫の協力が得られないと、ワーママが代わりの預け先を探す家庭が多いです。
見つからなければ、ワーママが職場を休んで、家で面倒を見なければならないので、お休みが多くなります。
お休みを取りながらも、職場の人間関係を良好に保つ方法
日頃から職場の同僚・上司とコミュニケーションを取る
例えば、
- お休みをもらった次の日は、同僚・上司に、謝罪やお礼を伝える
(社内でルールがある場合は、それを実践する) - 同僚・上司との雑談の中で、それとなく子供のことを話す
- 子供の体が弱かったり、通院している場合は、あらかじめ話せる範囲で職場に伝えておく
などを日頃から心がけていると、急にお休みになっても事情を汲んでくれるでしょう。
少なくとも、仕事を軽視して休んでいる訳ではない、ということは伝わります。
ただ、様々な家庭環境の職員が働いていますので、過度にアピールするのは逆効果になります。
出社できる日は、業務に貢献する姿勢を見せる
例えば、
- 余裕があれば、他の同僚の作業を手伝う
- 残業できる日は残業する
- 同僚が休みの時は、代わりに作業を行う
など、出社できる日は、できる限り業務に貢献する姿勢を見せます。
そうすれば、急にお休みをしても、日頃の勤務態度を考慮して、大目に見てもらえる可能性があります。
子育て経験のある上司であれば、将来的にあなたが会社に貢献してくれることを期待して、子供が小さい間は、休みがちなことを許容してくれるかもしれません。
仕事を持ち帰って自宅で行う
守秘義務の関係で許可が降りない場合もありますが、自宅で仕事をする許可を取る方法もあります。
もし在宅作業の許可が降りなかった場合でも、次に出社した時にすぐに仕事に取り掛かれる工夫をするだけでも、出社時の仕事の効率が上がります。
許可が降りなくても、「休みがちなので、少しでも会社に貢献したい」という姿勢を見せることは、仕事に対する意欲を評価されるので、マイナスにはなりません。
なるべく休まない方法
一時保育を利用する
自分の子供は健康なのに、いつも通っている施設が利用できなくなった場合は、一時保育や学童保育所に申し込んでみてください。
ご自宅周辺の施設が締め切っていても、職場の近くや近隣の市町村の施設に空きがあるかもしれません。
病児保育を使う
インフルエンザなどが流行してると、申し込みが殺到して利用は難しいかもしれませんが、市町村や民間の病児保育を行っている施設を利用する方法もあります。
ママ友や友人に預かってもらう
あなたの周囲に、頼れるママ友、友人、ご近所の方がいたら、預かってもらう方法もあります。
この方法は、預かってくれる相手との信頼関係が大切ですので、なかなか難しいかもしれません。
でも、お休みの少ないワーママの中には、こういった繋がりを大切にして、頑張って働いている方もいます。
地域のファミサポを利用する
ファミサポ(ファミリー・サポート・センター事業)を行なっている自治体にお住みの方は、この制度も検討してみてください。
ファミサポとは、お住まいの地域で、子育ての援助ができる人と、子育ての援助をして欲しい人が会員となって助け合う事業です。
ボランティア活動の側面が強いので、シッターサービスの利用よりも安く設定されています。
ただし、登録されている方のほとんどは、子育て経験のある一般の方なので、シッターのような業務的な関係ではなく「近所の方に預かってもらう」感覚に近いです。
シッターサービスを利用する
シッターサービスは、費用が高いので、利用をためらう方もいらっしゃると思います。
でも、短期的には赤字になっても、その会社に長く勤めたいと考えるのであれば、決してマイナスではないこともあります。
また、正社員採用では、福利厚生でシッターサービスの助成制度が利用できるケースもあります。
(番外編1)休まない女性は様々な工夫をしているかも…
夫や両親の協力が得られない状態で、それでも小さい子供を育てながら休みが少なかったり、フルタイムで働いて、残業までこなすワーママもいます。
そういった方は、様々な工夫をして乗り切っていて、
- 朝と夜の送り迎えをシッターにお願いしている
- 個人的にシッターと繋がりを持っていて、急な依頼も対応してもらえる
- 子供が病気になっても見てもらえる施設・シッターの候補がある
- 仲の良いご近所の方に見てもらっている
- 他のワーママと協力して、子供を預かったり、預けたりしている
など、二重、三重に預け先の候補を持っていることがあります。
そこまでして、会社に出社するの?
上に挙げた方法は、預け先を探す労力とお金がかかります。
ここまでして働く女性は、所得の高い方や、子供が大きくなっても同じ職場で働きたい、またはキャリアを断絶したくないという意志の方が多いです。
パート採用の方の場合、時給以上の支払いをして預かってもらうことになりますので、そこまでして預かってもらうなんて…という気持ちではないでしょうか。
ですが、もし今の職場に長く勤めたい、将来的に正社員になりたい等の希望があれば、子供が小さい時期だけ活用するのも1つの手です。
繁忙期や業務の締め切り日など、どうしても休めない日だけに絞って、利用する方法もあります。
重要な業務の日に休まないようにするだけでも、職場でのあなたの信頼が落ちることを防ぎ、働きやすくなるのではないでしょうか。
(番外編2)お休みに厳しすぎる職場なら「転職」も考えて
会社のお休みのルールは、入社してみないと分からないこともあります。
「事前に伝えた休みは取りやすいけど、急な休みは取りづらい…」
「ワーママが多いから入社したけど、実際は子供が大きかったり、子供を両親に任せたりしてる人が多くて、休みがちな私は肩身が狭い…」
会社がお休みに厳しすぎてプレッシャーになり、仕事のパフォーマンスが落ちたり、家事・育児に支障が出るほど影響が出ているようなら、「転職」も検討してみてください。
まとめ
小さな子供を育てながら働いていると、育児と仕事の両立に悩むことがあると思います。
園や学校は、体調を崩した子供を早めに引き取って自宅で見てもらいたい。
会社としては、なるべく休まず出勤して欲しい、あるいは急に休まないでほしい。
そんな双方の希望に板挟みになりながら、働いている方がほとんどでしょう。
そんな中でも、子育てに理解があったり、自分に合った職場が見つかれば、子育ても仕事も充実した毎日が過ごせます。
諦めずに、色々な仕事や働き方を模索してみてください。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!